自己言及性について
著者
書誌事項
自己言及性について
(ちくま学芸文庫, [ル7-1])
筑摩書房, 2016.5
- タイトル別名
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Essays on self-reference
自己言及性について
- タイトル読み
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ジコ ゲンキュウセイ ニツイテ
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注記
国文社1996年刊を文庫化に際して訳文を見直し, 改訂を施したもの
原著 (New York : Columbia University Press, 1990) の抄訳
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
コミュニケーション、宗教、政治、メディア、芸術、法…。私たちを取り囲むありとあらゆる事象をただひとつの社会理論に統合することは果たして可能か?かつてヴェーバーやパーソンズらも挑んだこの難問に取り組んだルーマンは、システムとその機能的分化によってすべての社会事象の生成と展開を記述する、壮大な社会システム理論を構築した。難解かつ浩瀚な著作で知られるルーマンにあって、本書はその理論の全体像を一望できる稀有な著書となっている。20世紀社会学の到達点をなす、ルーマン理論への招待。改訳版。
目次
- 社会システムのオートポイエーシス
- 複雑性と意味
- コミュニケーションの非蓋然性
- コミュニケーション様式と社会
- 個人の個性—歴史的意味および今日的諸問題
- 近代社会の自己記述におけるトートロジーとパラドクス
- 社会、意味、宗教—自己言及にもとづいて
- 政治システムのなかの“国家”
- 社会システムとしての世界社会
- 芸術作品と芸術の自己再生産
- 芸術というメディア
- 法の自己再生産とその限界
「BOOKデータベース」 より