ふしぎな部落問題
著者
書誌事項
ふしぎな部落問題
(ちくま新書, 1190)
筑摩書房, 2016.6
- タイトル読み
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フシギナ ブラク モンダイ
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注記
主要参考文献: p281-285
内容説明・目次
内容説明
二〇〇二年に同和対策事業が終了した。しかし、それは部落差別がなくなったことを意味するわけではない。インターネット上には、どこが部落か、などといった情報が氾濫している。一方、差別を解消しようとする部落解放運動も時を経て、変化を余儀なくされている。「歴史」から学び、「メディア」によって現在を知り、「地域」から未来の方向性を模索する、これまでにない部落問題の決定版。
目次
- 第1章 被差別部落一五〇年史(差別がなければ存在しなかった;身分制度は廃止されたが… ほか)
- 第2章 メディアと出自—『週刊朝日』問題から見えてきたもの(悪意に満ちたタイトルと内容;過剰なまでの家系重視 ほか)
- 第3章 映画「にくのひと」は、なぜ上映されなかったのか(大学生が屠場を撮影;上映に「待った」がかかる ほか)
- 第4章 被差別部落の未来(不安と葛藤—部落解放運動の勃興期;継承と挑戦—部落解放運動の転換期)
「BOOKデータベース」 より