書誌事項

杜甫全詩訳注

[杜甫著] ; 下定雅弘, 松原朗編

(講談社学術文庫, [2333]-[2336])

講談社, 2016.6-2016.10

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タイトル別名

杜詩詳註

タイトル読み

ト ホ ゼンシ ヤクチュウ

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注記

底本: 清・仇兆鰲『杜詩詳註』

杜甫年譜: 4: p1070-1088

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784062923330

内容説明

中国盛唐期を生きた杜甫。「詩聖」と仰がれる中国文学史上最高の詩人は、「詩仙」李白とともに、中国のみならず日本や周辺諸国の文化に大きな影響を与え続けている。日本を代表する漢文学研究陣による、最新の研究成果をふまえた平易な現代語訳に語釈を添える完全書き下ろし杜甫詩全訳注。本巻は、杜甫の青年期から安史の乱にかけての作品を収録する。

目次

  • 龍門の奉先寺に遊ぶ
  • 岳を望む
  • 〓(えん)州の城楼に登る
  • 張氏の隠居に題す二首
  • 劉九法曹、鄭瑕丘、石門の宴集
  • 任城の許主簿と南池に遊ぶ
  • 雨に対して懐いを書し走らせて許主簿を邀う
  • 巳上人の茅斎
  • 房兵曹の胡馬
  • 画鷹〔ほか〕
巻冊次

2 ISBN 9784062923347

内容説明

戦禍による社会秩序の崩壊や政治の堕落は、ついには杜甫の運命をも巻き込み、生涯にわたる漂泊の旅がここに始まる。日本を代表する漢文学研究者が結集した執筆陣による完全書き下ろし杜甫全詩訳注第二巻。本巻は、生活の場としていた大唐のまほろば洛陽、長安を去り、蜀道の難所を越えて、成都の草堂で安らかな生活を手にする時期の作品を収載する。

目次

  • 架を除く
  • 廃畦
  • 夕烽
  • 秋笛
  • 日暮
  • 野望
  • 空嚢
  • 病馬
  • 蕃剣
  • 銅瓶〔ほか〕
巻冊次

3 ISBN 9784062923354

内容説明

没落名家に生まれ、しかし一族の誇りを背負い、流浪と困窮を生きた「詩聖」。中唐期の白居易や韓愈、北宋の王安石、また蘇軾、黄庭堅らに中国第一の詩人と讃えられた律詩の大成者は、詩によって世界を変えうると信じた—。本巻は、蜀中の後期から三峡の入り口・〓(き)州で病身を養う時期にかけて詠んだ、作品世界が研ぎ澄まされてゆく名品の数々を収録。

目次

  • 董卿嘉栄に寄す十韻
  • 立秋に雨り院中に作有り
  • 厳鄭公の軍城早秋に和し奉る
  • 院中の晩晴れて西郭の茅舎を懐う
  • 府に宿す
  • 村に到る
  • 村雨
  • 独坐
  • 倦夜
  • 鄭公に陪して秋晩の北地に臨眺す〔ほか〕
巻冊次

4 ISBN 9784062923361

内容説明

晩年にいたってなお断ち切れぬ出仕への思い。ついに長安への帰還に絶望した杜甫は、洞庭湖の南で漂泊の生涯を閉じる。しかし、その作品はいよいよ巧緻を極め、深い陰翳を文字に刻みながら、最後の段階にあっても前人未到の高みへさらなる歩みをつづける。作品検索に簡便な「全詩題索引」と詳細な「杜甫年譜」を添えて、書き下ろし全訳注、堂々完結!

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21390196
  • ISBN
    • 9784062923330
    • 9784062923347
    • 9784062923354
    • 9784062923361
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpnchi
  • 原本言語コード
    chi
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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