大乗仏教概論
著者
書誌事項
大乗仏教概論
(岩波文庫, 青(33)-323-4)
岩波書店, 2016.6
- タイトル別名
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Outlines of Mahāyāna Buddhism
- タイトル読み
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ダイジョウ ブッキョウ ガイロン
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注記
原著 (London : Luzac, 1907) の日本語訳
底本:『大乗仏教概論』(岩波書店, 2004.1)
付録 大乗讃歌: p383-396
内容説明・目次
内容説明
大拙の事実上のデビュー作Outlines of Mahayana Buddhism、1907、の邦訳。明治新仏教の到達点の一つであり、二十世紀のZen Buddhismの起点ともなった書。過去の仏教の解説でなく、現代に生きる新たな宗教としての「大乗仏教」を思想と実践の両面から提起する。智慧と慈悲の統一を説く理知的にして情熱的なその筆致は、今もなお生命を失わない。
目次
- 序論
- 思索的大乗仏教(実践と思索;知識の分類;真如(bhutatathata);如来蔵とアーラヤ識;無我説;業)
- 実践的仏教(法身;三身説(仏教の三位一体説);菩薩;菩薩道の十段階—我々の精神生活の階梯;涅槃)
「BOOKデータベース」 より