医療におけるナラティブとエビデンス : 対立から調和へ

書誌事項

医療におけるナラティブとエビデンス : 対立から調和へ

斎藤清二著

遠見書房, 2016.6

改訂版

タイトル別名

Reconciliation between narrative and evidence in medicine -- beyond the dichotomy

タイトル読み

イリョウ ニオケル ナラティブ ト エビデンス : タイリツ カラ チョウワ エ

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注記

文献: p183-193

索引: p194-197

内容説明・目次

内容説明

ナラティヴ・ベイスト・メディスンとエビデンス・ベイスト・メディスンは、臨床においての「両輪」とも言われますが、実際にどう両立させるべきなのでしょうか。本書は、この2つの詳しい解説をしつつ、両者を統合した次世代の臨床能力を具体的に提案するものです。目の前の患者の語りを聞くナラティブ・スキルと、医学本来の実践知であるエビデンス・スキルの双方が矛盾することなく存分に発揮されることが、医療者の最良の姿。この2つのスキルに焦点をあて、科学万能論でも精神論でもない新しい医療の姿を示したこの本は、対人援助サービスや臨床にかかわる、すべての治療者・支援者の座右の書になる1冊です。

目次

  • 第1部 エビデンス(EBMはどのように誤解されてきたか;EBMをめぐる語物;EBM的思考様式と批判的吟味—EBMのステップ(1)〜(3);臨床判断の共同構成—EBMのステップ(4)〜(5))
  • 第2部 ナラティブ(NBMとは何か;物語面接法—NBMの技法(1);質問技法を中心に—NBMの技法(2);物語のすり合わせ—NBMの技法(3);物語能力とその教育法—ナラティブ・メディスンを中心に)
  • 第3部 ナラティブとエビデンス—対立から調和へ(EBMとNBMの統合的理解—実践と研究;臨床心理学におけるEBP概念の変遷—対人援助領域におけるエビデンスとナラティブの展開)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21601407
  • ISBN
    • 9784866160108
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    三鷹
  • ページ数/冊数
    197p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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