英米哲学史講義
著者
書誌事項
英米哲学史講義
(ちくま学芸文庫, [イ-58-1])
筑摩書房, 2016.7
- タイトル別名
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功利主義と分析哲学 : 経験論哲学入門
- タイトル読み
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エイベイ テツガクシ コウギ
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注記
2010年3月放送大学教育振興会刊「功利主義と分析哲学: 経験論哲学入門」の改題増補改訂
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
英米哲学の諸潮流は、「経験」を基盤に据えるという発想に導かれている。それは、ロックやヒュームらの「経験論」を共通の源泉とするためだ—。ベンサム、J.S.ミルに発する「功利主義」。フレーゲとラッセルを先駆に、ウィトゲンシュタイン、クワインをへて現代に連なる「分析哲学」。パースが提唱しアメリカを体現する思想となった「プラグマティズム」。そして、ロールズやノージックらの「正義論」。本書は、こうした英語圏の哲学的系譜を、経験論を基点として一望のもとに描き出す。主要哲学のつながりを明快にとらえる、入門書決定版!
目次
- 経験論の源流
- ロック哲学の衝撃
- ロックの所有権論
- ジョージ・バークリの非物質論
- ヒュームの因果批判
- ベンサムの思想
- ミルと功利主義
- 論理実証主義と言語分析
- 論理学の展開
- ウィトゲンシュタインの出現
- 現代の功利主義
- プラグマティズムから現代正義論へ
- 帰納の謎
- 自然主義の興隆
- 認識の不確実性
- ベイズ主義の展開
「BOOKデータベース」 より