幽霊近世都市が生み出した化物

書誌事項

幽霊近世都市が生み出した化物

高岡弘幸著

(歴史文化ライブラリー, 433)

吉川弘文館, 2016.9

タイトル別名

幽霊 : 近世都市が生み出した化物

タイトル読み

ユウレイ キンセイ トシ ガ ウミダシタ バケモノ

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注記

著者「高岡」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え

引用・参考文献: p239-244

内容説明・目次

内容説明

幽霊はいつ、いかにして生まれ、なぜ目に見えるのか。文学・芸能、民俗学的資料に描き込まれた幽霊が誘うままに近世社会を旅し、三都や城下町という「都市」の生活文化こそが幽霊の“怖さ”を生み出したことを考える。

目次

  • 私たちの心が幽霊を生み出す—プロローグ
  • 幽霊の正体(幽霊とは何か;可視化の系譜と構造)
  • 怖い幽霊の誕生(変身する幽霊;怨念表象の系譜;一八世紀における怨念表象の転換)
  • 幽霊が語る近世都市社会(庶民による抵抗—武士の世界と幽霊;貨幣が紡ぎ出す恨み—商人の世界と幽霊;女たちの復讐—「妬婦譚」再考)
  • 幽霊に託した現代日本人の「思い」—エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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