魅惑のヴィクトリア朝 : アリスとホームズの英国文化

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魅惑のヴィクトリア朝 : アリスとホームズの英国文化

新井潤美著

(NHK出版新書, 494)

NHK出版, 2016.8

タイトル読み

ミワク ノ ヴィクトリアチョウ : アリス ト ホームズ ノ エイコク ブンカ

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注記

ヴィクトリア朝関連年表: p211-215

内容説明・目次

内容説明

大英帝国が産業革命をいち早く達成し、近代の扉を開けたヴィクトリア朝(一八三七〜一九〇一)は、ヨーロッパとは大きく異なる英国らしい「島国根性」的な価値観と美意識が形成された時代であった。日本人にも身近なヴィクトリア朝期の文学・美術・映画などの作品を通じて、英国文化の真髄がわかる一冊。

目次

  • 第1章 中産階級化した英国—語り手としてのヴィクトリア女王(女王が書いた物語;ヴィクトリア女王の子ども時代 ほか)
  • 第2章 ディケンズにみる貧困と博愛精神—『クリスマス・キャロル』の家族観(人気作家ディケンズの誕生;非日常のお祭りだったクリスマス ほか)
  • 第3章 英国の愛国心とテニソン—「シャロットの姫」とラファエル前派(二〇世紀初めのヴィクトリア朝への反動;イギリス文化になじんでいるテニソン ほか)
  • 第4章 階級観と無秩序が生み出すもの—『不思議の国のアリス』の子どもへの目線(ヴィクトリア朝特有の子ども観;美化された子どもたち ほか)
  • 第5章 大衆社会の娯楽の始まり—探偵ホームズとロンドン(十九世紀の探偵ブーム;イギリス最初の警官隊 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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