グリム童話のメタファー : 固定観念を覆す解釈

書誌事項

グリム童話のメタファー : 固定観念を覆す解釈

野口芳子著

勁草書房, 2016.8

タイトル別名

Metaphern in den Märchen der Brüder Grimm

タイトル読み

グリム ドウワ ノ メタファー : コテイ カンネン オ クツガエス カイシャク

大学図書館所蔵 件 / 174

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

したたかで賢いシンデレラ、近親姦の匂いがする白雪姫、メタファーを読み解くと、謎めいた行動の真意が判明し、従来の通説を覆す解釈が浮上。日本に導入される過程で加えられた改変も分析し、新たな解釈を提示する。

目次

  • 第1部 固定観念を覆す解釈—ジェンダー社会学的視点から(「白雪姫」;「いばら姫」;「赤ずきん」;「灰かぶり」(シンデレラ);グリム童話における7の数字—不運な7の出現を巡って;『グリム童話集』における父親像と母親像;『ドイツ伝説集』における父親像と母親像)
  • 第2部 グリム童話の日本への導入について(明治期における『グリム童話』の翻訳と受容—初期の英語訳からの重訳を中心に;『ROMAJI ZASSI』に邦訳されたグリム童話について—日本初のグリム童話邦訳をローマ字で訳出した訳者について;改変された日本の「白雪姫」—明治期から現代まで)
  • 第3部 初稿、初版と決定版の邦訳(「白雪姫」;「いばら姫」;「赤ずきん」;「灰かぶり」(シンデレラ))

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ