読んでいない本について堂々と語る方法
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読んでいない本について堂々と語る方法
(ちくま学芸文庫, [ハ-46-1])
筑摩書房, 2016.10
- Other Title
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Comment parler des livres que l'on n'a pas lus?
読んでいない本について堂々と語る方法
- Title Transcription
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ヨンデ イナイ ホン ニツイテ ドウドウ ト カタル ホウホウ
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Note
2008年11月筑摩書房刊の文庫版
原著 (Paris : Minuit, c2007) の全訳
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ—大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない!すべての読書家必携の快著。
Table of Contents
- 序
- 1 未読の諸段階(「読んでいない」にも色々あって…)(ぜんぜん読んだことのない本;ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本;人から聞いたことがある本;読んだことはあるが忘れてしまった本)
- 2 どんな状況でコメントするのか(大勢の人の前で;教師の面前で;作家を前にして;愛する人の前で)
- 3 心がまえ(気後れしない;自分の考えを押しつける;本をでっち上げる;自分自身について語る)
- 結び
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