書誌事項

うたごえの戦後史

河西秀哉著

人文書院, 2016.10

タイトル読み

ウタゴエ ノ センゴシ

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注記

本書は科学研究費基盤研究(C)(2013-15年度、代表: 庄司俊作)、2012年度神戸女学院大学研究所研究助成(代表: 河西秀哉)の成果の一部である。

内容説明・目次

内容説明

うたうこと、それはまずは娯楽であり、同時に常にそれ以上の何かでもあった。戦時には動員の手段として、戦後には市民運動や社会闘争の現場で、民主と平和の理念を担い、うたごえは響いていた。本書では日本近代以降、とくに敗戦から現在にいたる「合唱」の歴史を追う。うたごえ運動、おかあさんコーラス、合唱映画…。戦後史に新たな視角を切り拓く意欲作。

目次

  • 序章 「うたう」近代の幕開け
  • 第1章 レクリエーションのための歌—戦時体制のなかで
  • 第2章 一緒に歌う合唱と民主主義
  • 第3章 うたごえ運動の歴史
  • 第4章 おかあさんコーラスの誕生
  • 第5章 メディアに見られるうたごえ
  • 終章 うたごえの戦後史—まとめにかえて

「BOOKデータベース」 より

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