絶滅の地球誌
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絶滅の地球誌
(講談社選書メチエ, 638)
講談社, 2016.11
- タイトル読み
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ゼツメツ ノ チキュウシ
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注記
文献一覧: p354-361
内容説明・目次
内容説明
金沢城のヒキガエルがいなくなり、パナマの黄金カエルも死に絶えた。毎年、五万の種が消滅する地球は、オルドビス紀、ペルム紀、三畳紀などの五度の大絶滅を超える「第六の絶滅」へと静かな行進を続けている。五大陸は、人類の欲望と技術によって、二億五千年の時を越えて、また一つになり、「ニュー・パンゲア(超大陸)」となったのである。この超大陸は環境破壊だけでなく、「核の宅配便」までも可能にした。人類は、どうすれば絶滅への歩みを止められるのだろうか?
目次
- 第1部 第六の絶滅(ニュー・パンゲア;絶滅の考古学—キュヴィエの視線の先にあったもの;第六の絶滅—炭素の意味論)
- 第2部 第三の実験(プロメテウスの息子たち;核分裂と核融合;レオ・シラードと最終兵器;自然選択と破局の論理)
- 第3部 世界と未来の対角線(予測と変動;人為選択の経験と可能性;自由市場とその継子—行為における「信」と「不信」の構造;核の宅配便—ドクター・カーンのふしぎな事業)
「BOOKデータベース」 より