毛沢東の対日戦犯裁判 : 中国共産党の思惑と1526名の日本人

書誌事項

毛沢東の対日戦犯裁判 : 中国共産党の思惑と1526名の日本人

大澤武司著

(中公新書, 2406)

中央公論新社, 2016.11

タイトル読み

モウ タクトウ ノ タイニチ センパン サイバン : チュウゴク キョウサントウ ノ オモワク ト 1526メイ ノ ニホンジン

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注記

主要参考文献: p243-253

毛沢東の対日戦犯裁判関連年表: p255-260

内容説明・目次

内容説明

1950年代、満洲国や日中戦争などに関与した日本人1526名が、建国直後の中国で戦争犯罪人とされた。戦犯管理所では5年間に3段階の思想改造が行われた結果、裁判での死刑はなく、東京裁判やBC級戦犯裁判と比べ、極めて寛大な判決が下される。その背後には何があったのか。新たに公開された史料から、戦犯らの犯罪行為、思想改造、日本人への怨嗟が渦巻く中、毛沢東や周恩来ら指導者が抱いた思想と戦略を明らかにする。

目次

  • 第1章 中国の虜囚—一五二六名の戦争犯罪人
  • 第2章 思想改造—抵抗から受容へ
  • 第3章 戦犯の政治利用—日本への秋波
  • 第4章 日本人戦犯裁判—「寛大」処理の裏側
  • 第5章 帰国後の戦犯たち—毛沢東思想の伝道と中帰連
  • 終章 「毛沢東の対日戦犯裁判」とは何だったのか

「BOOKデータベース」 より

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