社会的分断を越境する : 他者と出会いなおす想像力
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社会的分断を越境する : 他者と出会いなおす想像力
青弓社, 2017.1
- タイトル読み
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シャカイテキ ブンダン オ エッキョウ スル : タシャ ト デアイナオス ソウゾウリョク
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内容説明・目次
内容説明
貧困や格差の拡大、テロ/人種差別といった剥き出しの暴力と排外主義の台頭、他者へのバッシング—。社会的な分断を乗り越えるための私たちの想像力をバージョンアップするアクチュアルな成果。
目次
- 越境的想像力に向けて
- 越境者・媒介者・コスモポリタンをめぐるリアル・ユートピア—長野・宮城・バンクーバーにおける移住者たちのトランスナショナリズム
- 民間外交と移民—戦間期の日米経済人交流を事例として
- 移民史と海事史を越境する—二十世紀初頭のアメリカ諸港における日本海員の「脱船」を事例として
- 「避難民」としての越境—神戸の白系ロシア人の事例から
- コロニアル・クリミナリティの系譜学—韓国・朝鮮人への蔑称から探る「継続する植民地主義」
- 反知性主義、未決性、互酬性から希望へ—ヘイトスピーチでの「分断」から考える
- 反税運動と移民排斥運動にみる福祉ショービニズム—デンマークにおける「租税同意」の歴史的経緯から考える
- 風刺と宗教—ポスト世俗化時代のデモクラシー
- 多文化共生概念が「禁止」するもの—ブラジル人集住地区のリアリティ
- 「根のあるコスモポリタニズム」へ—グローバル化時代の新たな試練と希望
- 阪神・淡路大震災を「想像し続ける」歴史実践のために—「一九九五年生まれ」の空間性と帰属感覚
「BOOKデータベース」 より