「ヘイト」の時代のアメリカ史 : 人種・民族・国籍を考える

書誌事項

「ヘイト」の時代のアメリカ史 : 人種・民族・国籍を考える

兼子歩, 貴堂嘉之編

彩流社, 2017.2

タイトル別名

ヘイトの時代のアメリカ史 : 人種民族国籍を考える

タイトル読み

「ヘイト」ノ ジダイ ノ アメリカシ : ジンシュ・ミンゾク・コクセキ オ カンガエル

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注記

読書案内: 各章末

内容説明・目次

内容説明

日本国内のヘイトへの違和感、憤りから本書は出来上がった!そして、人種差別主義者にして性差別主義者、移民排斥論者の「トランプ大統領」が選出された「ヘイトの時代」にこそ、本書は刊行される意義がある!アメリカを「人種・民族・国籍・ジェンダー」の観点から論じた刺激的なテキストから浮かび上がる「日本を問い直すためのアメリカ史」!

目次

  • 第1部 マイノリティの表象を読みなおす(人種的“他者”としての黒人性—アメリカの人種ステレオタイプを例に;先住民族の大地—「移民の国」という幻想への抵抗;統治の制度としての多様性—アメリカ同性愛者権利運動の歴史から考える;テクノロジーが創る国民・エスニシティ—文化的アイコンとしての科学・技術と集団アイデンティティ)
  • 第2部 マイノリティの「コミュニティ」を再考する(「差別でなく区別」考—ジム・クロウ(人種隔離)は区別で、ERA(男女平等憲法修正)こそが差別なのか?;人種主義を生き延びるためのエスニシティ論—コミュニティの二重性をめぐって;労働史から見た移民コミュニティ—オマージュを乗り越えて;黒人都市ゲトーを見つめるまなざし—シカゴの事例から)
  • 第3部 アメリカの「自由」とマイノリティ(「移動の自由」と「パスポート」—自由の国アメリカにおける不自由;「自由の国」の憲法と社会—日系人戦時強制収容から考える;アメリカ難民政策の問題点—受け入れ国への「感謝」が意味するもの)

「BOOKデータベース」 より

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