明治の「青年」 : 立志・修養・煩悶
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明治の「青年」 : 立志・修養・煩悶
ミネルヴァ書房, 2017.3
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明治の青年 : 立志修養煩悶
明治中後期における〈青年〉の成立と展開
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メイジ ノ「セイネン」 : リッシ・シュウヨウ・ハンモン
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Note
博士学位論文「明治中後期における〈青年〉の成立と展開」(京都大学) を加筆修正したもの
文献一覧: p271-300
Contents of Works
- 〈青年〉を問うということ
- 〈青年〉の誕生 : 「新日本の青年」の歴史的意義
- 期待すべき〈青年〉 : 〈青年〉と「学生」の相克
- 形成される〈青年〉 : 修養の成立
- 〈青年〉らしく過ごす時期 : 「修養時代」の誕生
- 対処すべき〈青年〉 : 「青年期」の成立が意味すること
- 煩悶する〈青年〉 : 教育が青年を包囲する
- 〈青年〉とは誰なのか
Description and Table of Contents
Description
本書は、明治期においてどのように“青年”という概念が生まれ、変容していったかに迫るものである。当初はこれからの時代を担う「期待すべき存在」という見方であったが、学校制度の成立と相まって「煩悶青年」が登場、藤村操の自殺などにより“青年”は危うさを秘めた「対処すべき存在」とみなされるようになる。変わりゆく“青年”像に迫る渾身の一冊。
Table of Contents
- 序章 “青年”を問うということ
- 第1章 “青年”の誕生—「新日本の青年」の歴史的意義
- 第2章 期待すべき“青年”—“青年”と「学生」の相克
- 第3章 形成される“青年”—修養の成立
- 第4章 “青年”らしく過ごす時期—「修養時代」の誕生
- 第5章 対処すべき“青年”—「青年期」の成立が意味すること
- 第6章 煩悶する“青年”—教育が青年を包囲する
- 終章 “青年”とは誰なのか
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