縄文とケルト : 辺境の比較考古学
著者
書誌事項
縄文とケルト : 辺境の比較考古学
(ちくま新書, 1255)
筑摩書房, 2017.5
- タイトル読み
-
ジョウモン ト ケルト : ヘンキョウ ノ ヒカク コウコガク
大学図書館所蔵 件 / 全140件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
図版出典一覧: p241-243
引用・参考文献: p244-247
内容説明・目次
内容説明
ユーラシア大陸の正反対の位置にある日本とイギリス。新石器時代、大陸では四大文明の地域のような「文明型」の社会が広まっていくなか、その果てにあった両地域は、「非文明型」の社会へと発展していった。直接的な交流がないこの二つの地域になぜ共通性が生まれたのか?また、同じホモ・サピエンスなのに、なぜ大陸とは異なる方向へ進んだのか?ストーンサークルや巨大な墓など、それぞれの遺跡を訪れることで、いままで見えてこなかった知られざる歴史に迫る。
目次
- 第1章 非文明の景観(旧石器時代から新石器時代へ;世界遺産を訪ねて)
- 第2章 死者世界を旅する(ロング・バロウの世界;巨石と図文;北への旅)
- 第3章 「先ケルト」から縄文へ(北辺の世界遺産;往来と交流の舞台;太陽と季節のまつり;生と死の円環)
- 第4章 ケルトの基層、弥生の原像(斧と文明;原ケルトの登場;東方の「原ケルト」)
- 第5章 帝国の周縁で(弥生の国々;ケルトの部族たち;歴史の分かれ目)
「BOOKデータベース」 より