医療者が語る答えなき世界 : 「いのちの守り人」の人類学

書誌事項

医療者が語る答えなき世界 : 「いのちの守り人」の人類学

磯野真穂著

(ちくま新書, 1261)

筑摩書房, 2017.6

タイトル別名

医療者が語る答えなき世界 : いのちの守り人の人類学

タイトル読み

イリョウシャ ガ カタル コタエ ナキ セカイ : 「イノチ ノ モリビト」 ノ ジンルイガク

大学図書館所蔵 件 / 203

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p227-231

内容説明・目次

内容説明

私たちは病院に、答えを得るために足を運ぶ。心身の不調の原因が明らかになり、それを取り去るすべが見つかることを期待する。しかし実際の医療現場は、私たちが思う以上のあいまいさに満ちており、期待した答えが得られない場合も多い。そんな時私たちは、医療者に失望するが、それは医療者も同様に悩み、考えるときでもある。本書は、医療者のそんな側面を、本人たちへのインタビューをもとに紹介する。病気になったとき、私たちは医療者とともにいかに歩むことができるのか。かれらの語りを通じて考えてほしい。

目次

  • 第1部 肩越しの視点から(気付き—ナタデココとスカートのゴムについて;高齢者と身体拘束—看護師の心もきしむ)
  • 第2部 科学が明らかにできないもの(手術と呪術—きれいな人と汚れた人;新薬—それを前に臨床医が考えること;効く薬とは何か?—漢方と科学の切れない関係)
  • 第3部 傍らにいるということ(いのちの守り人—医療者の仕事の本質;死守—頑固爺はパンを焼く;共鳴—旅する言語聴覚士)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23778509
  • ISBN
    • 9784480069665
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    231p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ