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バルカン : 「ヨーロッパの火薬庫」の歴史

マーク・マゾワー著 ; 井上廣美訳

(中公新書, 2440)

中央公論新社, 2017.6

タイトル別名

The Balkans

バルカン : ヨーロッパの火薬庫の歴史

タイトル読み

バルカン : 「ヨーロッパ ノ カヤクコ」ノ レキシ

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注記

原著 (Weidenfeld & Nicolson, 2000) の全訳

解題: 村田奈々子(東洋大学文学部教授)

読書案内: p279-281

年表: p300-301

内容説明・目次

内容説明

南東ヨーロッパに位置するバルカン半島。オスマン帝国時代、住民の多くを占める正教徒たちは平和裡に暮らしていた。19世紀、帝国が衰退すると、彼らは民族意識に目覚め、ギリシャ、セルビア、ブルガリアなどが独立を果たす。だがそれら新興国家に待ち受けていたのは、欧州列強の思惑と果てなき民族対立だった。ユーゴ紛争とともに20世紀が終わるまでを描いた、いま最も注目される歴史家の名著を翻訳。監修・村田奈々子。

目次

  • プロローグ バルカンという呼称
  • 第1章 国土と住民
  • 第2章 ネイション以前
  • 第3章 東方問題
  • 第4章 国民国家の建設
  • エピローグ 暴力について

「BOOKデータベース」 より

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