かくて行動経済学は生まれり
著者
書誌事項
かくて行動経済学は生まれり
文藝春秋, 2017.7
- タイトル別名
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The undoing project : a friendship that changed our minds
- タイトル読み
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カクテ コウドウ ケイザイガク ワ ウマレリ
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注記
解説: 阿部重夫
参考文献について: p412-417
内容説明・目次
内容説明
データ分析を武器に、貧乏球団を常勝軍団に作り変えたメジャーリーグチームGMを描いた『マネー・ボール』は、スポーツ界やビジネス界に「データ革命」を巻き起こした。刊行後、同書には数多くの反響が寄せられたが、その中である一つの批判的な書評が著者の目に止まった。「専門家の判断がなぜ彼らの頭の中で歪められてしまうのか。それは何年も前に二人の心理学者によって既に説明されている。それをこの著者は知らないのか」。この指摘に衝撃を受けた著者は、その二人のユダヤ人心理学者、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーの足跡を追いはじめた。
目次
- 見落としていた物語
- 専門家はなぜ判断を誤るのか?
- ダニエル・カーネマンは信用しない
- エイモス・トヴェルスキーは発見する
- 無意識の世界を可視化する
- 直感は間違える
- 脳は記憶にだまされる
- 人はストーリーを求める
- まず医療の現場が注目した
- そして経済も
- 説明のしかたで選択は変わる
- 終わりの始まり
- 最後の共同研究
- そして行動経済学は生まれた
「BOOKデータベース」 より