新・風景論 : 哲学的考察
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書誌事項
新・風景論 : 哲学的考察
(筑摩選書, 0148)
筑摩書房, 2017.8
- タイトル別名
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新風景論 : 哲学的考察
- タイトル読み
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シン・フウケイロン : テツガクテキ コウサツ
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注記
主な参考文献: p217-218
内容説明・目次
内容説明
川越、祇園、白川郷…。不自然なまでに「和風」に統一された風景。その実態は、本当の意味における風景の経験を閉ざす「和風テーマパーク」にすぎない。本書では、「風景を眺めるとは何をすることなのか?」という問いを、西洋精神史をたどりながら、哲学的な観点から考える。美しいだけの絶景を求めていても、風景の秘密には到達できない。風景に出会い、風景の秘密に到達する道をひらく。
目次
- 第1章 風景の「日本的」性格を再定義する
- 第2章 「絶景の美学」の系譜学(第一段階:landscapeという名詞が作られる;第二段階:picturesqueという形容詞が作られる;第三段階:イギリス風景式庭園が誕生する;第四段階:風景の観念が生れる;第五段階:風景論の過激派が登場する;第六段階:ピクチャレスクの反作用的性格が顕著になる)
- 第3章 「閉じた庭」あるいは「楽園」としての絶景
- 第4章 地平だったもの
「BOOKデータベース」 より