《自粛社会》をのりこえる : 「慰安婦」写真展中止事件と「表現の自由」
著者
書誌事項
《自粛社会》をのりこえる : 「慰安婦」写真展中止事件と「表現の自由」
(岩波ブックレット, No.973)
岩波書店, 2017.9
- タイトル別名
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自粛社会をのりこえる : 慰安婦写真展中止事件と表現の自由
- タイトル読み
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《ジシュク シャカイ》オ ノリコエル : 「イアンフ」シャシンテン チュウシ ジケン ト「ヒョウゲン ノ ジユウ」
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注記
執筆者: 宮下紘, 赤川次郎, 石原燃, 仁藤夢乃, 北原みのり, 西谷修
「表現の不自由」をめぐる年表: 巻末
参考文献あり
収録内容
- 表現はどのように消されていくのか : ニコンサロン写真展中止事件から見えるもの / 李春熙 [執筆]
- 表現者・被写体・鑑賞者、三者の権利を守るたたかい安世鴻さんに聞く ; 岡本有佳聞き手
- 浮いた人になろう / 赤川次郎 [執筆]
- 女性国際戦犯法廷の渦 / 石原燃 [執筆]
- 〈表現の不自由事態〉をどうのりこえるか : 韓国・抵抗と連帯の営みに学びつつ / 岡本有佳 [執筆]
- 「慰安婦」にされた女性たちに共感した少女たち / 仁藤夢乃 [執筆]
- なぜ日本社会は「慰安婦」問題を理解できないのか : 現在進行形の性差別構造を生きる私たち / 北原みのり [執筆]
- 日本における排除の構造の由来 : フェイク・ニュースと自粛 / 西谷修 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
世界的カメラメーカーが、予定された「慰安婦」写真展を突如中止。その真の理由を明らかにしようと、裁判に訴えた写真家が勝訴した。事件から5年、あたりまえのように自己検閲=自粛が広がり、日本の報道自由度ランキングは、評価対象180カ国・地域のうち72位とG7で最低となった。健全な社会のために、いま問い直す“自粛社会”の実像。
目次
- 第1章 表現はどのように消されていくのか—ニコンサロン写真展中止事件から見えるもの
- 第2章 表現者・被写体・鑑賞者、三者の権利を守るたたかい安世鴻さんに聞く
- 第3章 自粛の空気に対抗して(浮いた人になろう;女性国際戦犯法廷の渦;“表現の不自由事態”をどうのりこえるか—韓国・抵抗と連帯の営みに学びつつ;「慰安婦」にされた女性たちに共感した少女たち;なぜ日本社会は「慰安婦」問題を理解できないのか—現在進行形の性差別構造を生きる私たち;日本における排除の構造の由来—フェイク・ニュースと自粛)
「BOOKデータベース」 より