子育ての大誤解 : 重要なのは親じゃない
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子育ての大誤解 : 重要なのは親じゃない
(ハヤカワ文庫, NF 505-506,
早川書房, 2017.8
新版
- 上
- 下
- タイトル別名
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The nurture assumption : why children turn out the way they do
子育ての大誤解 : 子どもの性格を決定するものは何か
- タイトル読み
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コソダテ ノ ダイゴカイ : ジュウヨウ ナノワ オヤ ジャ ナイ
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注記
「子育ての大誤解 : 子どもの性格を決定するものは何か」 (2000年1月刊) の改題・文庫化 (原著Revised and Updated版を底本として加筆)
参考文献: 上: p366-394. 下: p405-428
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150505059
内容説明
親が愛情をかければ良い子が育ち、育て方を間違えれば子どもは道を踏み外す—この「子育て神話」は、学者たちのずさんで恣意的な学説から生まれたまったくのデタラメだった!双子を対象にした統計データからニューギニアに生きる部族の記録まで多様な調査を総動員して、子どもの性格と将来を決定づける真の要因に迫る。センセーショナルな主張が物議を醸す一方、子育てに励む人々を重圧から解放してきた革命的育児論。
目次
- 第1章 「育ち」は「環境」ではない
- 第2章 子育て神話はどう生まれ、どう育まれたか
- 第3章 生まれか、育ちか、それともいずれでもないか
- 第4章 別々の世界
- 第5章 別の時代、別の場所で
- 第6章 人間であるということ
- 第7章 “われわれ”と“彼ら”
- 第8章 子ども同士のかかわりの中で
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150505066
内容説明
家庭から解き放たれた子どもは仲間集団の中で自らのキャラクターを獲得し、さらには性別や容姿についての社会的な通念を身につけていく。親はほとんどなすすべがない。なぜなら人間は元々、進化の過程でそのようにプログラムされているのだから—行動遺伝学や進化心理学の研究成果に裏づけられた「集団社会化説」が、根拠なき教育論に終止符を打つ。新たなまえがきが付され、全篇に加筆修正が施された新版。
目次
- 第9章 文化を伝える
- 第10章 ジェンダー論
- 第11章 子どもたちにとって学校とは
- 第12章 大人になるということ
- 第13章 機能不全家族と問題を起こす子どもたち
- 第14章 親にできること
- 第15章 裁かれる子育て神話
- 付録1 性格と出生順位
- 付録2 児童発達に関する仮説を検証する
「BOOKデータベース」 より