折口信夫 : 日本の保守主義者

著者

• 植村, 和秀 ウエムラ, カズヒデ

書誌事項

折口信夫 : 日本の保守主義者

植村和秀著

（中公新書, 2458）

中央公論新社, 2017.10

タイトル別名

折口信夫 (おりくちしのぶ)

折口信夫 : 日本の保守主義者

タイトル読み

オリクチ シノブ : ニホン ノ ホシュ シュギシャ

注記

参考文献: p228-233

内容説明・目次

内容説明

民俗学者、国文学者にして釈迢空の号で知られる歌人、そして小説家でもある折口信夫。多方面にわたる業績は「折口学」と総称されるが、全貌をひととおり眺めるのは容易ではない。本書ではその生涯をたどり、関東大震災、二・二六事件、敗戦から占領へという日本崩壊への危機感がこの稀有な思想家を生み出したことを示す。さらに、折口の思想をナショナリズムとの関係性から読み解き、真の保守主義とは何かを問う。

目次

• 序章　日本社会の危機—近代化以降のすさみ
• 第１章　国学の再定義—二・二六事件への憤りと憂い
• 第２章　戦争、そして敗戦—言葉への責任と怒り
• 第３章　神道と天皇—日本社会存続のために
• 第４章　文学への情熱
• 第５章　民俗学の発見

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BB24666930
• ISBN:
  • 9784121024589
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: xi, 233p
• 大きさ: 18cm
• 分類:
  • NDC8 : 910.268
  • NDC9 : 910.268
• 件名:
  • NDLSH : 折口, 信夫(1887-1953)
• 親書誌ID:
  • BN00119290