国民国家との共生の条件
著者
書誌事項
国民国家との共生の条件
(欧州統合は行きすぎたのか / G.マヨーネ [著], 下)
岩波書店, 2017.10
- タイトル別名
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Rethinking the union of Europe post-crisis : has integration gone too far?
- タイトル読み
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コクミン コッカ トノ キョウセイ ノ ジョウケン
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注記
監訳: 庄司克宏
原著 (Cambridge University Press, 2014) の翻訳
文献: 巻末p7-26
内容説明・目次
内容説明
EUと単一通貨ユーロは、なぜ危機に直面したのか。オルタナティブはどこにあるのか。EUに関する理論研究の大家が、経済学、経営学、社会学、国際政治学、法学、歴史学等にわたる深く豊富な知見にもとづき、各分野の研究成果を「統合」して全体像を示す。下巻では、主に従来の「モネ方式」に代わる統合手法の可能性を多角的に論じる。そこで前提となるのは、グローバル化や地域統合にもかかわらず依然として死活的に重要な「国民国家」の協調的競争である。
目次
- 第6章 「民主主義の赤字」から「民主主義の不履行」へ?—ユーロ危機の規範的側面
- 第7章 “More Europe”
- 第8章 リーダー不在の欧州の限界
- 第9章 協調と競争による統合
- 第10章 グローバリゼーションおよび地域統合と国民国家
「BOOKデータベース」 より