剣と清貧のヨーロッパ : 中世の騎士修道会と托鉢修道会
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剣と清貧のヨーロッパ : 中世の騎士修道会と托鉢修道会
(中公新書, 2467)
中央公論新社, 2017.12
- タイトル読み
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ケン ト セイヒン ノ ヨーロッパ : チュウセイ ノ キシ シュウドウカイ ト タクハツ シュウドウカイ
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注記
参考文献: p258-262
人名索引・事項索引あり
内容説明・目次
内容説明
俗世間を離れ、自らの心の内を見つめる修道院。だが12世紀、突如その伝統から大きく離れた修道会が生まれた。騎士修道会と托鉢修道会である。かたや十字軍となって聖地エルサレムやイベリア半島、北方で異教徒と戦い、かたや聖フランチェスコらが都市のただ中で民衆の信仰のあり方をラディカルに変革した。これら“鬼子”ともいうべき修道会の由来と変遷を、各修道会の戒律や所領経営などにも注目しながら通観する。
目次
- 第1章 十字軍遠征と騎士
- 第2章 騎士修道会の戒律
- 第3章 国際金融と所領経営—テンプルとホスピタル騎士修道会
- 第4章 国家としての騎士修道会—ドイツ騎士修道会
- 第5章 レコンキスタの旗の下に—イベリア半島の騎士修道会
- 第6章 ヨーロッパの都市化と富の行方—托鉢修道会の出現
- 第7章 聖フランチェスコの革新
- 第8章 異端告発と学識者—ドミニコ修道会の役割
- 第9章 修道院の外で—ベギン派が映すもの
「BOOKデータベース」 より