小説とは何か? : 芥川龍之介を読む
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小説とは何か? : 芥川龍之介を読む
(ひつじ研究叢書, 文学編 ; 第10巻)
ひつじ書房, 2017.12
- タイトル別名
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What is fiction? : a study of Akutagawa Ryunosuke
小説とは何か : 芥川龍之介を読む
- タイトル読み
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ショウセツ トワ ナニ カ? : アクタガワ リュウノスケ オ ヨム
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注記
博士論文「芥川龍之介研究」 (東京大学, 2015年) をもとに、その後発表した論文を加えたもの
各章末に注記あり
内容説明・目次
目次
- 不可能としての主題—「羅生門」「鼻」「酒虫」
- 作為を隠すという作為—「手巾」
- 「小説」の条件と「人間」性—「芋粥」「或日の大石内蔵之助」
- 「新技巧派」は「迷惑な貼札」か—「羅生門の後に」「饒舌」
- 「新技巧派」の面目—「南瓜」
- 告白の演技性と“探偵小説”—「開化の殺人」
- 成功する虚構のパラドックス—「龍」「蜜柑」
- 近代日本の知と回帰する狂気—「疑惑」
- 「ボードレールの一行」の源流—「黒衣聖母」
- 奇蹟と不可能—「きりしとほろ上人伝」「じゆりあの・吉助」「尾生の信」「往生絵巻」「仙人」
- 切実か、不真面目か—「神聖な愚人」とメタフィクション
- 可能性に賭けられた伝達—「(題未定)」と坂口安吾「文学のふるさと」
「BOOKデータベース」 より