源氏物語の教え : もし紫式部があなたの家庭教師だったら
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源氏物語の教え : もし紫式部があなたの家庭教師だったら
(ちくまプリマー新書, 294)
筑摩書房, 2018.3
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ゲンジ モノガタリ ノ オシエ : モシ ムラサキシキブ ガ アナタ ノ カテイ キョウシ ダッタラ
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913.36||O88110075384
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Note
本書に出てくる主な物語とエッセイ: p253
参考原典と参考文献: p254-255
Description and Table of Contents
Description
シングルマザー紫式部が中宮彰子の家庭教師となり、宮中サロンを盛り立てるために書いた源氏物語。そこには、女子が幸せをつかむにはどうしたらいいのか、自身の苦い思いと経験と、そして知恵が詰まっている。
Table of Contents
- 第1章 姫君の家庭教師・紫式部の教育方針(『源氏物語』の時代—女が生きるのは大変だった;紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか?;紫式部が「物語」を教材に選んだ理由)
- 第2章 男に大事にされ、かつ生き延びるには—紫式部が考える理想の女(「男に愛される女」が死ぬという設定—紫式部の真意;源氏の育てた理想の女・紫の上—男に愛され、嫉妬に殺されないためには;自分を大事にした明石の君—身分以上の結婚と出世をするには;決断力の女・藤壺中宮—人の上に立つには;『源氏物語』に描かれる反面教師—時代後れな「理想の女」)
- 第3章 職場で生き抜くには—人に認められる女になるための処世術(何がなくても自己肯定;セクハラ満載の社会で女が生き延びるには;つまらぬことばも喋り方しだい;とにかく足を引っぱられないようにせよ;赤の他人の親切には感謝の気持ちを)
- 第4章 死にたいあなたに—あなたを人間扱いしない者とはつき合うな(ダメ女たちの物語・宇治十帖;『源氏物語』の教訓)
- おわりに 「ダメ女」は実はダメじゃない(かけがえのない人などいないという教え;誰かの「身代わり」にされた女が「不倫」をする;人から見てダメだっていい)
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