潜伏キリシタンは何を信じていたのか
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書誌事項
潜伏キリシタンは何を信じていたのか
KADOKAWA, 2018.2
- タイトル別名
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潜伏キリシタンは何を信じていたのか
- タイトル読み
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センプク キリシタン ワ ナニ オ シンジテ イタノカ
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注記
参考文献: p289-293
内容説明・目次
内容説明
江戸初期から明治国家誕生まで、命がけで信仰を守り通したとされる潜伏キリシタン。だが、宣教師たちのたどたどしい日本語でキリスト教の三位一体の意味を理解できたのだろうか。まして、禁教時代は一人の宣教師もいなかったのだ。著者は、かねてからこの点に疑問を抱いてきた。そして、今なお長崎県下で信仰を伝えるカクレキリシタンたちの調査研究から、彼らが信じてきたものはキリスト教ではないことを突き止める。キリシタン=「夢とロマン」の幻想に一石を投じる書。
目次
- 第1章 夢とロマンのキリシタン史
- 第2章 キリシタンに改宗するとは
- 第3章 改宗後のキリシタン信仰の姿
- 第4章 潜伏時代のキリシタン信仰
- 第5章 創作された二つの奇跡—バスチャン伝承と信徒発見の新解釈
- 第6章 再生した復活キリシタン
- 第7章 潜伏キリシタンからカクレキリシタンへ
- 第8章 カクレキリシタンの神とは
- 第9章 復活キリシタン教会とその信仰
- 第10章 日本ではなぜキリスト教徒は増えないのか
「BOOKデータベース」 より