ハーバーマス : コミュニケーション的行為

書誌事項

ハーバーマス : コミュニケーション的行為

中岡成文著

(ちくま学芸文庫, [ナ-28-1])

筑摩書房, 2018.3

増補

タイトル別名

ハーバーマス : コミュニケーション行為

Jürgen Habermas : Kommunikatives Handeln

増補ハーバーマス : コミュニケーション的行為

タイトル読み

ハーバーマス : コミュニケーションテキ コウイ

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注記

新装版(講談社 2003年刊)に「終章」として増補を加えたもの

欧文タイトルと叢書番号はブックジャケットによる

ハーバーマス略年譜: p332-343

主要著作ダイジェスト: p344-351

読書案内: p364-369

索引: p370-384

内容説明・目次

内容説明

人間には暴力・抑圧に支配されず対話を交わし、相互理解に到達する理性の力が与えられている。宗教や因習など非理性的な力を脱した近代社会において、民主的な原理はようやく一人立ちしたが、同時に支配のシステムは強大に、そこから生じる人間疎外も強固になり、コミュニケーション的理性の可能性は十分には実現できなかった。異なる利害を持った人間が意思を疎通し、行為を調整しあうにはどうしたら良いのか。あくまでも人間のコミュニケーションへの信頼を保とうとするハーバーマス。その全貌をとらえた一冊。

目次

  • プロローグ コミュニケーション的理性への信頼
  • 第1章 批判的社会理論への旅立ち
  • 第2章 制度と言語—イデオロギー批判への取り組み
  • 第3章 システムと生活世界
  • 第4章 近代合理主義と人間のコミュニケーション
  • 第5章 ポストモダン思想との対決
  • 第6章 多元的社会における法と道徳
  • エピローグ 政治的実践の中で
  • 終章 対話は世界を変えられるのか—その後のハーバーマス

「BOOKデータベース」 より

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