日本統治下の朝鮮 : 統計と実証研究は何を語るか

書誌事項

日本統治下の朝鮮 : 統計と実証研究は何を語るか

木村光彦著

(中公新書, 2482)

中央公論新社, 2018.4

タイトル読み

ニホン トウチカ ノ チョウセン : トウケイ ト ジッショウ ケンキュウ ワ ナニ オ カタルカ

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注記

参考文献: p211-214

日本統治下の朝鮮関連年表: p216-224

内容説明・目次

内容説明

1910年から1945年まで、帝国日本の植民地となった朝鮮。その統治は、政治的には弾圧、経済的には搾取・貧困化という言葉で語られてきた。日本による統治に多くの問題があったことは確かである。だが、それは果たして「収奪」一色だったのか。その後の韓国の発展、北朝鮮の社会主義による国家建設と繋がりはないのか—。本書は、論点を経済に絞り、実証主義に徹し、日本統治時代の朝鮮の実態と変容を描く。

目次

  • 序章 韓国併合時—一九一〇年代初期の状態とは
  • 第1章 日本の統治政策—財政の視点から
  • 第2章 近代産業の発展—非農業への急速な移行
  • 第3章 「貧困化」説の検証
  • 第4章 戦時経済の急展開—日中戦争から帝国崩壊まで
  • 第5章 北朝鮮・韓国への継承—帝国の遺産
  • 終章 朝鮮統治から日本は何を得たのか

「BOOKデータベース」 より

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