第七の十字架
著者
書誌事項
第七の十字架
(岩波文庫, 赤(32)-473-1,
岩波書店, 2018.6-2018.8
- 上
- 下
- タイトル別名
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Das siebte Kreuz : Roman aus Hitlerdeutschland
第7の十字架
- タイトル読み
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ダイナナ ノ ジュウジカ
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注記
『第七の十字架』(1952年, 筑摩書房刊) の文庫化
底本には1972年刊河出書房新社版を使用
下巻「訳者あとがき」は筑摩書房版(1952年刊行)より使用
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784003247310
内容説明
ナチの強制収容所から七人の囚人が脱走。全員を磔にすべく、捜索が開始された。年齢も経歴もさまざまな囚人たちは生き延びられるのか?ヒトラーの政権掌握後、作者(1900‐83)はドイツから亡命し本書を執筆・発表。市民社会にナチが入り込む時代を、誰にもかかわる物語として描いた。ドイツ抵抗文学の代表作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784003247327
内容説明
ナチの強制収容所からの脱走4日目。体力の限界、自殺、自首などで、一人また一人と脱落。包囲網が狭まるなか、自動車修理工ゲオルクは思案する。狂気と暴力、怯えと密告がはびこる社会で、いったい誰が信頼できるのか?家族、友人、収容所の所長など、さまざまな立場から立体的に描かれるその作品は、人間の弱さと希望を描ききる。
「BOOKデータベース」 より