胃袋の近代 : 食と人びとの日常史

書誌事項

胃袋の近代 : 食と人びとの日常史

湯澤規子著

名古屋大学出版会, 2018.6

タイトル読み

イブクロ ノ キンダイ : ショク ト ヒトビト ノ ニチジョウシ

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注記

参考文献: 巻末p9-18

内容説明・目次

内容説明

一膳飯屋、残飯屋、共同炊事など、都市の雑踏や工場の喧騒のなかで始まった外食の営みを活写。社会と個人とをつなぐ“食”の視点から日本近代史を書き換える。

目次

  • 序章 食と人びと—見えない歴史の構築
  • 第1章 一膳飯屋と都市—胃袋からみる近代日本の都市問題
  • 第2章 食堂にみる人びとの関わり—食をめぐる政治と実践
  • 第3章 共同炊事と集団食のはじまり—工場の誕生と衣食住の再編
  • 第4章 胃袋の増大と食の産業化—大量生産・大量加工時代の到来
  • 第5章 土と食卓のあいだ—食料生産の構造転換と農民・農家・農村
  • 第6章 台所が担う救済と経済—公設市場・中央卸売市場の整備
  • 第7章 人びとと社会をつなぐ勝手口—市場経済が生んだ飽食と欠乏
  • 終章 胃袋からみた日本近代—食と人びとをつなぐ地域の可能性

「BOOKデータベース」 より

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