医療ケアを問いなおす : 患者をトータルにみることの現象学

書誌事項

医療ケアを問いなおす : 患者をトータルにみることの現象学

榊原哲也著

(ちくま新書, 1333-2 . シリーズケアを考える||シリーズ ケア オ カンガエル)

筑摩書房, 2018.7

タイトル別名

ケアを考える : シリーズ

タイトル読み

イリョウ ケア オ トイナオス : カンジャ オ トータル ニ ミル コト ノ ゲンショウガク

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注記

参考文献: pi-vi

内容説明・目次

内容説明

一生を何の病気にもかからずに終える人は、ほとんどいない。高齢化も進み、医療ケアを受ける人は今後ますます増大していく見込みである。社会全体で病気を患う人々をケアし、支えていくためにはどうしたらいいのだろうか。本書では、「現象学」という哲学の視点から、病いを患うとはどういうことなのか、病いを患う人をケアするとはどういうことなのかを、改めて見つめなおす。患者の心身をトータルにとらえ、向き合い寄り添うケアへの道しるべを示す一冊である。

目次

  • 第1章 疾患と病い
  • 第2章 「現象学」とはどのような哲学か
  • 第3章 医学の視点と患者の経験
  • 第4章 患者の病い経験を理解するために—ベナー/ルーベルの現象学的人間観
  • 第5章 患者をトータルにみるということ—安らぎを目指して
  • 終わりに—患者になりうる者として

「BOOKデータベース」 より

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