近代日本の中国観 : 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで

書誌事項

近代日本の中国観 : 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで

岡本隆司著

(講談社選書メチエ, 679)

講談社, 2018.7

タイトル別名

近代日本の中国観 : 石橋湛山内藤湖南から谷川道雄まで

近代日本がみつめた中国

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ チュウゴクカン : イシバシ タンザン・ナイトウ コナン カラ タニガワ ミチオ マデ

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注記

文献案内: p212-220

関連年表: p224-227

講談社のPR誌『本』で2014年9月号から16回にわたり連載した「近代日本がみつめた中国」をまとめ、補訂を施したもの

内容説明・目次

内容説明

リベラリスト・石橋湛山、巨人・内藤湖南、「王道政治」を「満洲国」に見ようとした矢野仁一、「科学的方法」で中国社会を解こうとした橘樸、そして桑原隲蔵、仁井田陞、宮崎市定、谷川道雄などなど—。東洋史の学統に連なる多士済々の俊秀たちは、いかに中国と格闘したか。その論述をていねいに読み直し、「日本人と中国」という、有史以来の大テーマに挑む力作。

目次

  • 第1章 石橋湛山—小日本主義と中国社会(「一切を棄つるの覚悟」;中国観の深層)
  • 第2章 矢野仁一—王道政治と中国社会(石橋湛山との分岐;「王道楽土」;中国社会の停滞をめぐって)
  • 第3章 内藤湖南—「近世」論と中国社会(和漢の「近世」;東洋史学の草創;唐宋変革と中国社会)
  • 第4章 橘樸—「ギルド」と中国社会(中国社会を評価する;「方向転換」—「ギルド」から「農民自治」へ;中国の「ギルド」)
  • 第5章 時代区分論争(分岐する視座;「歴研派」;論争をもたらしたもの;谷川道雄)

「BOOKデータベース」 より

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