医療現場の行動経済学 : すれ違う医者と患者
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医療現場の行動経済学 : すれ違う医者と患者
東洋経済新報社, 2018.8
- タイトル読み
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イリョウ ゲンバ ノ コウドウ ケイザイガク : スレチガウ イシャ ト カンジャ
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注記
注・参考文献: 巻末p5-27
収録内容
- 診療現場での会話 / 大竹文夫, 大谷弘行執筆
- 行動経済学の枠組み / 大竹文夫, 佐々木周作執筆
- 医療行動経済学の現状 / 大竹文夫, 佐々木周作執筆
- どうすればがん治療で適切な意思決定支援ができるのか / 堀謙輔, 吉田沙蘭執筆
- がん検診総論 : 行動経済学的観点からみる公衆衛生と行動変容の考え方 / 平井啓執筆
- 大腸がん検査における損失フレームを用いた受診勧奨 / 福吉潤執筆
- 乳がん検診受診の行動変容 : 行動変容モデル・ナッジ・フレーミング効果 / 平井啓, 石川善樹執筆
- 肝がん予防のための肝炎ウイルス検査 : 佐賀県肝炎ウイルスキャンペーン / 江口有一郎執筆
- がん検診受診の行動変容のためのコミュニケーション / 平井啓執筆
- なぜ子宮頸がんの予防行動が進まないのか / 上田豊, 木村正, 八木麻未執筆
- どうすれば遺族の後悔を減らせるのか / 塩崎麻里子執筆
- どうすれば高齢患者に適切な意思決定支援ができるのか / 小川朝生執筆
- 臓器提供の意思をどう示すか / 平井啓, 山崎吾郎執筆
- なぜ一度始めた人工呼吸管理はやめられないのか : 倫理は感情で動いている / 多田羅竜平執筆
- なぜ急性期の意思決定は難しいのか / 水野篤執筆
- なぜ医師の診察パターンに違いがあるのか / 津川友介執筆
- 他人を思いやる人ほど看護師に向いているのか / 佐々木周作執筆
内容説明・目次
内容説明
「ここまでやって来たのだから続けたい」「まだ大丈夫だからこのままでいい」「『がんが消えた』という広告があった」といった診察室での会話例から、行動経済学的に患者とその家族、医療者の意思決定を分析。医者と患者双方がよりよい意思決定をするうえで役立つ一冊!
目次
- 第1部 医療行動経済学とは(診療現場での会話;行動経済学の枠組み;医療行動経済学の現状)
- 第2部 患者と家族の意思決定(どうすればがん治療で適切な意思決定支援ができるのか;どうすればがん検診の受診率を上げられるのか;なぜ子宮頚がんの予防行動が進まないのか ほか)
- 第3部 医療者の意思決定(なぜ一度始めた人工呼吸管理はやめられないのか—倫理は感情で動いている;なぜ急性期の意思決定は難しいのか;なぜ医師の診療パターンに違いがあるのか ほか)
「BOOKデータベース」 より