「明治礼賛」の正体
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「明治礼賛」の正体
(岩波ブックレット, No. 986)
岩波書店, 2018.9
- タイトル別名
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明治礼賛の正体
- タイトル読み
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「メイジ ライサン」ノ ショウタイ
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内容説明・目次
内容説明
「明治改元150年」を記念して、政府主導により、国・自治体・民間の関連イベントが各地で繰り広げられている。都合よく歴史を改竄し、近代日本の帝国主義がもたらした負の側面を省みず、「明治に学べ」との掛け声のもと、国策として進められる「明治礼賛」。その背後にある構想は、財界の意向を最大限に尊重し、また対米従属下で軍国主義へと舵をきる21世紀版“殖産興業・富国強兵”ではないのか—。気鋭のジャーナリストがその実態を暴き、この国のゆくえを問う。
目次
- 第1章 国策としての「明治礼賛」—“明治一五〇年”の年に(繰り返される「明治礼賛」;“明治一五〇年”という国策;福井国体も「明治一五〇年記念」 ほか)
- 第2章 安倍政権が目指す二一世紀版「富国強兵・殖産興業」(「日本を、取り戻す」「この道しかない」の意味は;グローバルビジネスの展開とカントリー・リスク;財界が求める憲法改正 ほか)
- 第3章 虚構の「明治礼賛」とこの国のゆくえ(明治には汚職もなかった?;“明治一五〇年”に学ぶとすれば;「人類館」の時代と琉球支配 ほか)
「BOOKデータベース」 より