書誌事項

探偵小説の黄金時代

マーティン・エドワーズ著 ; 森英俊, 白須清美訳

国書刊行会, 2018.10

タイトル別名

探偵小説の黄金時代 : 現代探偵小説を生んだ作家たちの秘密

The golden age of murder : the mystery of the writers who invented the modern detective story

タイトル読み

タンテイ ショウセツ ノ オウゴン ジダイ

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注記

引用邦訳一覧: p422-425

参考文献: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

一九三〇年、チェスタトンを会長に、クリスティー、セイヤーズ、バークリー、クロフツら、錚々たる顔ぶれが集い、英国探偵作家の親睦団体“ディテクション・クラブ”が発足した。作家同士の交流を深めつつ、リレー小説の企画やラジオ出演など、精力的な活動を行なったこのクラブは、二つの世界大戦の間に急速な発展を遂げた“探偵小説の黄金時代”そのものと言ってもよいだろう。本書は、現在も続く同クラブの公文書保管役に就任した作家マーティン・エドワーズが、文献資料と関係者への取材によって明らかにした“ディテクション・クラブ”草創期の歴史である。バークリー主催の晩餐会に端を発するクラブ創設に至る経緯、頭蓋骨の「エリック」に誓いを立てる伝説的な入会儀式、名作誕生の内幕、知られざる私生活から興味津々のゴシップまで、“黄金時代”の作家群像を多彩なエピソードをまじえて生き生きと描きだした、すべての探偵小説ファンに贈る話題作。アメリカ探偵作家クラブ賞(評論評伝部門)受賞。

目次

  • 第1部 ありふれていない容疑者
  • 第2部 ゲームの規則
  • 第3部 逃避を求めて
  • 第4部 警察への挑戦
  • 第5部 殺人の正当化
  • 第6部 最終ゲーム
  • 第7部 謎を解く

「BOOKデータベース」 より

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