百人一首という感情
著者
書誌事項
百人一首という感情
リトルモア, 2018.11
- タイトル別名
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百人一首という感情
- タイトル読み
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ヒャクニン イッシュ トイウ カンジョウ
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内容説明・目次
内容説明
『千年後の百人一首』で現代語訳に挑んだ人気詩人による、今いちばん身近な「百人一首」案内エッセイ。
目次
- 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ 天智天皇
- 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山 持統天皇
- あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 柿本人磨
- 田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ 山部赤人
- 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき 猿丸大夫
- かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける 中納言家持
- 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも 阿部仲磨
- わが庵は都の辰巳しかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり 喜撰法師
- 花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 小野小町
- これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 蝉丸〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より