「女流」放談 : 昭和を生きた女性作家たち
著者
書誌事項
「女流」放談 : 昭和を生きた女性作家たち
岩波書店, 2018.12
- タイトル別名
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女流放談 : 昭和を生きた女性作家たち
- タイトル読み
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ジョリュウ ホウダン : ショウワ オ イキタ ジョセイ サッカ タチ
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収録内容
- 佐多稲子
- 円地文子
- 河野多惠子
- 石牟礼道子
- 田辺聖子
- 三枝和子
- 大庭みな子
- 戸川昌子
- 津島佑子
- 金井美恵子
- 中山千夏
- "女流文学"が文学になる日 : 女性作家が洩らした「生」の声 / イルメラ・日地谷=キルシュネライト [著]
- 瀬戸内寂聴
内容説明・目次
内容説明
三十余年の永い眠りの時を超えて奇跡的に日の目を見た貴重な生の声。一九八二年春、編者は、数か月の日本滞在中に、当時活躍中の女性作家たちに公衆電話からアポイントを入れ、突撃インタビューを敢行した。まだ駆け出しのドイツ人日本文学研究者であった聞き手に対し、驚くほど率直に、またくつろいで親密に語る各年代の作家たちの本音とは?当時は実現しなかった瀬戸内寂聴氏への特別インタビューも収録。解説は、詩人の伊藤比呂美氏による。
目次
- 1 明治生まれの先駆者たち(佐多稲子(1904‐1998)「「女は怖い」は男の逃げ口上、いつも悪い事やってるから」;円地文子(1905‐1986)「私の文学熱と父は関係ありません、すべては祖母の影響です」)
- 2 「戦中派」の戦後(河野多惠子(1926‐2015)「我慢を快楽へとひっくり返してしまう、まさに倒錯ね」;石牟礼道子(1927‐2018)「詩人というのは要するに、人間と神様を繋ぐ役割です」;田辺聖子(1928‐)「文学修行の厳しさに耐えかねて堕落した田辺聖子(爆笑)」;三枝和子(1929‐2003)「私は男性の視点だけで戦争を捉えたくないのです」;大庭みな子(1930‐2007)「女は男よりずっと自信があると思いますよ」;戸川昌子(1931‐2016)「子どもとは時間を盗み食べてしまう生き物です」)
- 3 「戦後派」の憂鬱(津島佑子(1947‐2016)「私、歳を取ると男女同じになっちゃう気がするの」;金井美恵子(1947‐)「女性作家だという意識なしで読んでもらいたい」;中山千夏(1948‐)「女に男が描けないのではなく、他人を描くので難しいのです」)
- 特別編 瀬戸内寂聴(1922‐)「それは本当のことを私が書いたから、男が隠しておきたいことを」
「BOOKデータベース」 より