中島敦の朝鮮と南洋 : 二つの植民地体験
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中島敦の朝鮮と南洋 : 二つの植民地体験
(シリーズ日本の中の世界史)
岩波書店, 2019.1
- タイトル読み
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ナカジマ アツシ ノ チョウセン ト ナンヨウ : フタツ ノ ショクミンチ タイケン
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注記
中島敦略年譜: pxiii-xiv
文献一覧: p211-219
内容説明・目次
内容説明
「李陵」「光と風と夢」などで知られる作家・中島敦は、少年期を日本統治下の朝鮮で過ごし、のちに南洋庁編修書記としてパラオ諸島に暮らした経験を持つ。そこで中島は何を感じ、何を考えたのか。これらの体験は中島の表現や作品世界にどう反映されているだろうか。二つの植民地経験を追体験することを通じて、二〇世紀前半に多くの日本人が植民地支配とかかわったことの意味を改めて問い直す。
目次
- プロローグ 中島敦・スティーヴンソン・植民地体験
- 第1章 中島敦の朝鮮(一九二二‐三三年)
- 第2章 南洋庁編修書記、中島敦(一九四一‐四二年)
- 第3章 「光と風と夢」—サモアのスティーヴンソンと中島敦
- 第4章 南洋に生きた人びと
- 第5章 中島敦の南洋
- エピローグ—植民地体験の追体験
「BOOKデータベース」 より