終末論の系譜 : 初期ユダヤ教からグノーシスまで
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書誌事項
終末論の系譜 : 初期ユダヤ教からグノーシスまで
筑摩書房, 2019.1
- タイトル別名
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Eschatologie : vom Frühjundentum bis zur Gnosis
- タイトル読み
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シュウマツロン ノ ケイフ : ショキ ユダヤキョウ カラ グノーシス マデ
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注記
著者の先行研究: p546-547
内容説明・目次
内容説明
この世の終わりには何が起こるのか—誰もが一度は夢想し、不安を覚えたことがあるに違いない。聖書の世界では、紀元前二世紀のユダヤ教のなかでこの不安が深まり、そして独特な終末論が生み出された。終末思想はいかにしてイエスに継承されていったのか。聖書正典のみならず外典・偽典その他の史料を渉猟し、さらにはベンヤミン、ガダマー、アガンベンなど現代思想家との対話も試みる。これまでの著者の思索を集大成した渾身の書き下ろし。
目次
- 第1部 初期ユダヤ教の終末論(預言者の終末論;バビロン捕囚以後の地上的・政治的終末待望;「天上の神殿」の表象と神秘主義 ほか)
- 第2部 イエスと新約聖書の終末論(「神の国は近づいた」—イエス;「人の子」イエスの再臨—パレスチナの原始教会;過去の中に到来している未来—パウロ ほか)
- 第3部 二世紀の終末論(「新預言」—モンタノス主義;万物の発出と回帰—グノーシス主義;連続的創造—エイレナイオス)
「BOOKデータベース」 より