創造と狂気の歴史 : プラトンからドゥルーズまで
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創造と狂気の歴史 : プラトンからドゥルーズまで
(講談社選書メチエ, 696)
講談社, 2019.3
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ソウゾウ ト キョウキ ノ レキシ : プラトン カラ ドゥルーズ マデ
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Note
参考文献: p362-376
Description and Table of Contents
Description
スティーヴ・ジョブズが「師」と仰いだ起業家ノーラン・ブッシュネルは、創造をもたらすには「クレイジー」な人物を雇うべきだと説いた。「創造」と「狂気」には深い結びつきがあることを先端で活躍する人たちは、誰もがよく理解している。そして「創造と狂気」という問題は、実に二五〇〇年に及ぶ歴史をもつ。本書は、プラトン、アリストテレスに始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経てラカン、デリダ、ドゥルーズに至る壮大な歴史を大胆に、明快に描く未曾有の書である。気鋭の著者がついに解き放つ渾身の書き下ろし!
Table of Contents
- はじめに—創造と狂気は紙一重?
- 「創造と狂気」の関係を問う
- プラトン—神的狂気と創造
- アリストテレス—メランコリーと創造
- フィチーノとデューラー—怠惰からメランコリーへ
- デカルト—狂気に取り憑かれた哲学
- カント—狂気を隔離する哲学
- ヘーゲル—狂気を乗り越える哲学
- ヘルダーリン—ついに統合失調症が現れる
- ハイデガー—詩の否定神学
- ラカン—「詩の否定神学」の構造論化
- ラプランシュとフーコー—ヘルダーリンと父の問題
- アルトーとデリダ—病跡学脱構築
- ドゥルーズ—「詩の否定神学」からの逃走
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