漢字の字形 : 甲骨文字から篆書、楷書へ

書誌事項

漢字の字形 : 甲骨文字から篆書、楷書へ

落合淳思著

(中公新書, 2534)

中央公論新社, 2019.3

タイトル別名

漢字の字形 : 甲骨文字から篆書楷書へ

タイトル読み

カンジ ノ ジケイ : コウコツ モジ カラ テンショ カイショ エ

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注記

参考文献一覧: p199-203

内容説明・目次

内容説明

「馬」の字からはタテガミをなびかせ走るウマの姿が見えてくる。しかし、「犬」からイヌを、「象」からゾウの姿を想像することは難しい。甲骨文字から篆書、隷書を経て楷書へ—字形の変化を丹念にたどると、祭祀や農耕など中国社会の変化の軌跡を読み取れる。漢字がもつ四千年の歴史は、捨象と洗練と普及の歴史なのだ。本書では小学校で習う教育漢字を取り上げた。眺めて楽しい字形表から漢字の歴史が見えてくる。

目次

  • 序章 漢字の歴史
  • 第1章 「馬」のたてがみ、「象」の鼻
  • 第2章 「本末」は、転倒している
  • 第3章 「人」は、一人で立っている
  • 第4章 古代文明の「宮」殿、馬「車」
  • 第5章 意外な親戚、「同源字」
  • 第6章 他人のそら似、「同化字」
  • 第7章 古代人も迷った、「字源説の変化」
  • 終章 タイムカプセルとしての漢字

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2792220X
  • ISBN
    • 9784121025340
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iii, 207p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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