アンコール
著者
書誌事項
アンコール
(講談社選書メチエ, 698)
講談社, 2019.4
- タイトル別名
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Encore (1972-1973)
- タイトル読み
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アンコール
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注記
原著 (Paris : Seuil, 1975) の全訳
内容説明・目次
内容説明
「フロイトへの回帰」を唱えた精神分析の中興の祖ジャック・ラカン(一九〇一‐八一年)。「想像界」、「象徴界」、「現実界」の分類を軸にした前期の理論は、聴衆を前にしたセミネールという場でラカン自身によって不断の刷新を遂げていく。だが、完結すれば全二七巻となるセミネールのうち、後期の理論を伝えるものは、いまだ邦訳が存在しない。「愛」という重要なテーマが根底に据えられ、「女の享楽」という問題とともに精神分析は新たな次元に飛翔する—。最重要セミネール、ついに全訳なる。
目次
- 享楽について
- ヤコブソンに
- 書かれたものの機能
- 愛とシニフィアン
- アリストテレスとフロイト:他(者)の満足
- 神と“斜線を引かれた女”(La femme)の享楽
- 愛(魂)(^AMOUR)のひとつの手紙(文字)
- 知と真理
- バロックについて
- ひもの輪
- 迷路の中のネズミ
「BOOKデータベース」 より