逸脱の文化史 : 近代の「女らしさ」と「男らしさ」

書誌事項

逸脱の文化史 : 近代の「女らしさ」と「男らしさ」

小倉孝誠著

慶應義塾大学出版会, 2019.4

タイトル別名

逸脱の文化史 : 近代の女らしさと男らしさ

タイトル読み

イツダツ ノ ブンカシ : キンダイ ノ オンナ ラシサ ト オトコ ラシサ

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内容説明・目次

内容説明

身体の逸脱、性の逸脱、精神の逸脱、法からの逸脱、宗教からの逸脱…逸脱にはさまざまな形が存在する。規範があるから逸脱があり、規範がなければ逸脱も存在しない。逆に逸脱の多様性は、社会を規定する明示的、あるいは暗黙の規範を浮き彫りにする。近代フランスの社会は、男女の身体、情動、欲望をめぐってどのような規範を課し、逸脱はどのように表象されたのか?小説、自伝、日記、医学書、性科学の啓蒙書などの言説をつうじて読み解いていく。

目次

  • 第1部 女たち(若い娘たちの表象—魂から身体へ;感応遺伝という神話;逸脱した女たち)
  • 第2部 男たち(独身者の肖像;倒錯の性科学;フェティシズムの誘惑;変質論の系譜)

「BOOKデータベース」 より

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