会計と犯罪 : 郵便不正から日産ゴーン事件まで

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会計と犯罪 : 郵便不正から日産ゴーン事件まで

細野祐二著

岩波書店, 2019.5

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カイケイ ト ハンザイ : ユウビン フセイ カラ ニッサン ゴーン ジケン マデ

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参考文献: 巻末p2-5

Description and Table of Contents

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粉飾決算事件における共謀容疑で、一貫して無実を主張したが有罪確定した著者。同じ頃、郵便不正事件で厚労省の村木厚子元局長が無罪となった。二人の判決の差は何か。著者は郵便不正事件の研究から未踏の犯罪会計学を切り開き、日産ゴーン事件をも鋭く抉っていく。その核心は、経済事件における特捜検察の捜査思想と冤罪構造にあった。

Table of Contents

  • 1 「あの日」からの私(執行猶予の日々;ジオス倒産;自動車販売)
  • 2 郵便不正事件という転換点(郵便不正事件;虚偽公文書事件;無罪判決;大阪地検特捜部;証拠改竄事件;特捜検察の終焉)
  • 3 犯罪会計学で何が分かるか(犯罪会計学の成立;日産自動車カルロス・ゴーン事件;日産ゴーン事件オマーン・ルート)

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