大分断 : 格差と停滞を生んだ「現状満足階級」の実像

書誌事項

大分断 : 格差と停滞を生んだ「現状満足階級」の実像

タイラー・コーエン著 ; 池村千秋訳

NTT出版, 2019.7

タイトル別名

The complacent class : the self-defeating quest for the American dream

大分断 : 格差と停滞を生んだ現状満足階級の実像

タイトル読み

ダイブンダン : カクサ ト テイタイ オ ウンダ ゲンジョウ マンゾク カイキュウ ノ ジツゾウ

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注記

解説: 渡辺靖

参考文献: p288-302

内容説明・目次

内容説明

安定・安全志向が強く、変化を嫌う「現状満足階級」の台頭が分断を拡大させ、イノベーションを減退させる—。社会階層の流動性はなぜ失われたのか?デジタル技術がなぜ格差の拡大を生むのか?開拓者精神を失った世界はどこに向かうのか?全米ベストセラー『大停滞』『大格差』で論争を呼んだ経済学者が、「変わらない時代」の快適さに警鐘を鳴らす。

目次

  • はじめに—日本は「現状満足階級」の先駆者だ
  • 第1章 現状満足階級の誕生
  • 第2章 移住大国の変容
  • 第3章 甦る社会的分断
  • 第4章 創造しなくなったアメリカ人
  • 第5章 マッチング社会の幸福論
  • 第6章 アメリカ人が暴動をやめた理由
  • 第7章 活力を失った社会
  • 第8章 民主主義の形骸化が進む
  • 第9章 現状満足階級が崩壊する日
  • 解説 タイラー・コーエンの思想的立ち位置—リバタリアニズム(自由至上主義)という視点(渡辺靖(慶應義塾大学SFC教授))

「BOOKデータベース」 より

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