ヒトラーの時代 : ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか

書誌事項

ヒトラーの時代 : ドイツ国民はなぜ独裁者に熱狂したのか

池内紀著

(中公新書, 2553)

中央公論新社, 2019.7

タイトル読み

ヒトラー ノ ジダイ : ドイツ コクミン ワ ナゼ ドクサイシャ ニ ネッキョウ シタ ノカ

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注記

参考文献: p261-264

関連略年表: p265-267

内容説明・目次

内容説明

泡沫政党だったナチスの党首アドルフ・ヒトラーは、圧倒的人気を獲得し、権力の座へ駆け上がった。独裁制はなぜかくも急速に実現したのか。ドイツ国民がそれを支持した理由は何か。アウトバーン建設、フォルクスワーゲン(国民車)の生産、労働環境の改善、社会福祉の拡充といった巧みな施策、そしてゲッベルス主導のプロパガンダ、ゲシュタポによる弾圧—。さまざまな角度から、ヒトラーを独裁者に押し上げた「時代」を描く。

目次

  • 封印された写真—はしがきにかえて
  • 1(消された過去;演説家ヒトラー—デビューのころ;カリスマの誕生;独裁制の成立;ペンと権力;分かれ道)
  • 2(「歓喜力行」;国民車(フォルクスワーゲン)の誕生;国民ラジオの威力;ゲシュタポの誕生;ヒトラーとマイクロフォン;ジュタックリーン文字;制服国家;独裁制の完成)
  • 3(ナチス式選挙;強制収容所第一号;民族共同体;「長いナイフの夜」;亡命ハンドブックス句;平穏の時代;顔の行方)
  • 小市民について—むすびにかえて

「BOOKデータベース」 より

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