藩とは何か : 「江戸の泰平」はいかに誕生したか

書誌事項

藩とは何か : 「江戸の泰平」はいかに誕生したか

藤田達生著

(中公新書, 2552)

中央公論新社, 2019.7

タイトル別名

藩とは何か : 江戸の泰平はいかに誕生したか

タイトル読み

ハン トワ ナニカ : 「エド ノ タイヘイ」ワ イカニ タンジョウ シタカ

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注記

参考文献: p233-240

参考資料: p241-248

内容説明・目次

内容説明

戦乱の世から泰平の世へ。16世紀後半から17世紀前半にかけて、日本社会は激変した。徳川家康が開いた江戸幕府による藩の創出こそが、戦国時代以来の戦乱で荒廃した地域社会を復興させたためである。地方の王者たる戦国大名が、いかにして「国家の官僚」たる藩主へと変貌したのか。本書は家康の参謀・藤堂高虎が辣腕を振るった幕藩国家の誕生過程をたどり、江戸時代の平和の基盤となった藩の歴史的意義を明らかにする。

目次

  • 第1章 近世城下町の画期性(沖積平野への進出;戦国バブル崩壊からの復興 ほか)
  • 第2章 藩の思想(預治思想の系譜;太閤検地と国土領有権 ほか)
  • 第3章 藩の創始者たち(駿府政権の上方掌握;最前線の大藩 ほか)
  • 第4章 藩の設計者たち(移築・再利用による人工都市;都市のゾーニング ほか)
  • 第5章 東アジアの幕府・藩(公武融和の人脈;「大坂幕府」構想 ほか)
  • むすび—藩とコンパクトシティ

「BOOKデータベース」 より

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